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大規模修繕工事が成功したときには、とても気持ちがいいものです。外観が一新して新築のようになります。目に見えない部分での劣化も修復され、建物の寿命が延びます。自動ドアやオートロック、スロープの設置など、新しい機能も追加され、より快適な住まいになっています。工事が終わった後の管理組合、居住者の皆さんの喜ぶ顔を見るのが、今では何よりの楽しみです。
いろいろなマンションのコンサルティングをし、修繕委員会や理事会の皆様とお話をする中で、どうすれば大規模修繕が成功するのか、その方程式が最近見え始めてきたのです。その一つが、早い段階でマンションの劣化状況を知り、組合員と情報を共有し、それを上手に利用することです。
あるマンションでは、築3年目に簡単な建物の調査と診断を行いました。それを元に長期修繕計画を立てたところ、修繕積立金の不足が明らかになったのです。その結果を組合員に知らせ、幾度も会議を行い組合員の合意を得るために臨時総会を開き、修繕積立金の見直しを行いました。そして、今後30年に渡る修繕工事の資金対策も作り上げたのです。一昨年大規模修繕工事を行ったところ、修繕一時金の徴収もなく誰もが満足のいく修繕ができたのです。
こんなケースを何件か経験して、私は「マンションの簡易診断」という一つのサービスを管理組合の皆様に提案することにしました。マンションの皆さんにお聞きしてみると、そこで生活していても、なかなかマンションの劣化の進行に気がつかないのです。まして、屋上の防水状況などは、普段自分が使っている共有部位外にほとんど足を踏み入れれたことないはずですから、分かるはずもありません。これでは自分のマンションの状況も知ることができないために組合の意見もまとまらず、大規模修繕の作業には入れないと思います。
簡易診断では、1日でマンションの主要部分を調査診断していきます。「たった1日の調査診断を行ったぐらいで、何が分かるんだ?」と思うかもしれません。でも我々のような経験を積んだ技術者の目で見れば、建物の劣化状況や修繕時期、危険な劣化箇所がはっきりと見えてきます。その結果を組合員に知らせるだけではなく、一番大切なことは、調査診断の結果を上記の成功例のように上手に活用することなのです。これらの活用法の詳しいノウハウは診断時にお話したいと思います。
大規模修繕工事の成功は、まずは簡易診断から。簡易診断の重要性を感じられたら、是非一度声をお掛け下さい。連絡をお待ちしております。
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