
あっという間のことでしたが、私が住むマンションも、もうすぐ築10年になろうとしています。私自身も今年、会社をリタイアし、ようやく自分の時間を持てるようになってきました。そこで管理組合理事会の仕事をお受けしたのです。理事になって初めて、自分のマンションに大規模修繕工事の時期が迫っていることを知り、自分でいろいろと勉強することになりました。
調べてみて気付いたのですが、大規模修繕工事に関する書籍は驚くほど少なく、有っても私にはしっくりきませんでした。一般的な話ばかりで、実際に大規模修繕工事に成功した管理組会の実話を読んでも、何がその要因なのかは、それはうちのマンションでも適応できるのかが、さっぱり分からなかったからです。
そんな時、会社時代の同僚と酒席をともにする機会がありました。私が大規模修繕工事の勉強をしている旨を伝えると、たまたま同僚もマンションの修繕委員長をやっているというのです。そして「この間、やってもらった勉強会が他で聞く話とぜんぜん違っていた」と言いました。ワラをもすがるつもりで、私たちの管理組合でも、同じ勉強会を開いてもらったんです。
まず講師の先生が開口一番、口にしたことは「自分たちの財産は自分たちで守る。人任せにしない。」これにびっくりしました。これまで「任せてくれれば大丈夫」という会社の話ばかりを聞いていたわけですから。また、話が体系的でわかりやすく、いつのまにか大規模修繕この基本を理解することができました。講師の先生がこれまでの経験を元に、ウチのマンションに特有の共有部の結露の難問にまできちんと答えてくれたのも、ずいぶん役に立ちました。
第1回の勉強会は大規模修繕工事のしくみと事前準備についてでしたが、ウチのマンションのように実際に修繕工事が迫っている組合向けに、早急に設計で何をするのか、施工業者をどう選ぶのか、工事中に留意すべきことは何かといった実践的な勉強会もお願いしたいのです。よろしくお願いいたします。
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